ロードバイクを複数台持つメリットとは?2台目以降のバイクはどう使う?
目次
ロードバイク始めたての頃は「最初に買ったこの1台を長く乗り続けよう!」と思うものですが、乗り慣れてくるにつれて「このロードバイクも欲しいな」と思い始めてしまうものです。
室内保管の場合、部屋のスペースを占有してしまうのですが、基本的に維持費がほとんどかからない物でもあるため、ロードバイクを複数台持つことにはさまざまなメリットがあります。
中には、「普段使い」「サイクリング用」「レース用」…と何台もロードバイクを所有している方もいるほどです。
そこで今回はロードバイクを複数台所有するメリットについて紹介していきます。
2台目以降のバイクをどのように使えばいいのか、室内保管のコツについても把握していきましょう。
ロードバイクを複数台所有するメリット
憧れのロードバイクを初めて購入した際は「これで色んな所を走りまくろう!」と意気込むものですが、次第に用途に応じてロードバイクを使い分けたくなるものです。
日常生活での移動や短距離のポダリング、ロングライド、ヒルクライム、輪行、レースなど、全ての用途で同じロードバイクを使い続けることはできますが、それでも用途に応じたロードバイクが欲しくなるでしょう。
ここでは、ロードバイクを複数台所有するメリットについて紹介していきます。
【主なメリット】
・用途に応じた使い分けができる
・予備のロードバイクにできる
・パーツなどの流用ができる
・コスパはむしろ良い?
①用途に応じた使い分けができる
ロードバイクの複数台持ちの最も大きなメリットは、用途や気分に応じて使い分けができるという点です。
例えば、「日常での移動、ポダリング」までをエントリー向けのロードバイク、「ロングライド、輪行など」は、ミドルグレードのロードバイクといった形などがあります。
その他にも「トレーニング用」「ヒルクライム用」「レース用」など、目的に応じた使い分けも可能です。
ロードバイクを1台しか持っていないと、全ての用途で同じバイクを使わなければなりません。
せっかく買った30万円ぐらいのカーボンバイクを、日常での移動やお買い物に使うのは勿体無いですし、エントリー向けのバイクでレースに出場するのも無理が出てきます。
また、「輪行中フレームに傷が付いたら嫌だな」と思うのであれば、輪行用にクロモリバイクを持っておくといいでしょう。
さまざまな組み合わせが考えられますが、おすすめは「1台目:幅広く使えるスタンダードなバイク」「2台目:用途を限定したバイク」といった形です。
②予備のロードバイクにできる
ロードバイクを2台持っておくと、1台のバイクが故障しても、もう1台のバイクでサイクリングを楽しむことができます。
1台持ちで修理や整備に時間がかかる場合、長い間ロードバイクに乗れない期間ができてしまいます。
そんな時でも2台目以降のロードバイクを持っておけば、予備のバイクとして走ることが可能です。
③パーツなどの流用ができる
所有しているロードバイク同士でコンポなどのパーツを流用することもできます。
例えば、コンポ一式をアップグレードするのに合わせて、今までのコンポをもう1台に流用するといった使い方も可能です。
新しく買ったパーツを試すのにセカンドバイクを使ってみたり、消耗したパーツを一時的に交換したりなど、組み合わせの幅も広がるでしょう。
④コスパはむしろ良い?
ロードバイクを複数台所有すると「お金がかかってしょうがない」と思う方もいるでしょう。
しかし、ロードバイクは車検や駐車場といった維持費はかかりませんし、室内保管であれば長期的に乗らない期間ができたとしても、費用としてはタイヤやブレーキシューといったゴム製品ぐらいです。
維持費がほとんどかからない分、1台持ちでも複数台持ちでも長期的に見ればかかる費用はそこまで変わりません。
「1台のバイクを5年使う×2」
「2台のバイクを併用しながら10年使う」
こうやって考えれば、用途に応じた使い分けができる分、コスパの良い選択肢と言えるのではないでしょうか。
ロードバイクを複数台所有するデメリット
ロードバイクを複数台所有するデメリットとしては、保管スペースが必要になるというのが挙げられます。
やはり室内保管を基本とするロードバイクを複数台所有する以上、避けては通れない部分でもありますね。
それでも上下に2台のロードバイクをディスプレイできるスタンドを購入すれば、1台分のスペースで2台のバイクを保管できます。
その他にも、縦置き型のスタンドであれば、保管スペースもかなり節約できるでしょう。
ロードバイクを1台分室内保管するスペースがあるなら、複数台所有するスペースも確保できるはずです。
まとめ
ロードバイクを複数台所有するメリットについて解説しました。
2台目のロードバイクを購入して、目的や用途に応じて使い分けてみてください。
「憧れの1台」や「クセのある1台」などが欲しい方にも複数台持ちはおすすめです。
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