【熊本県・阿蘇】「阿蘇パノラマライン」をヒルクライム!

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九州を代表する山といえば、熊本県にある「阿蘇山」が挙げられますよね。

今回は、「阿蘇パノラマライン」のヒルクライムに挑戦してきました!

両サイドに広がる絶景の中でのヒルクライムは、思わず「最高!」と叫びたくなるような素晴らしいコースでした。

「阿蘇パノラマライン」のコースについて

「阿蘇パノラマライン」には、西の3つのコースがあります。

今回は、北ルート・坊中線を走りゴール地点の中岳火口を目指します!


【 北 】坊中線(JR阿蘇駅側からスタート)

【 西 】下野線(阿蘇ファームランド側からスタート)

【 南 】吉田線(南阿蘇村からスタート)


※2021年11月現在、直近で起きた噴火の影響により、中岳火口への立ち入りは禁止されております。

〈参考〉阿蘇火山火口規制情報: http://www.aso.ne.jp/~volcano/

 

北ルート・坊中線

今回走る北ルートは、たくさんの牛が放牧されている草原エリアや、絶景ポイントとなっている草千里ヶ浜がルート上にある為、初めて阿蘇山を走る人にはオススメです。(草千里には展望レストランもあります)

Googleマップによると、JR阿蘇駅〜中岳火口までは走行距離15km・獲得標高811m

火口手前までは激坂や10%を超える坂は無く、道路も整備されていて凸凹した道も無いため、非常に走りやすいです。

 

‥‥が、火口まで行くには全長1.2kmの「阿蘇山公園有料道路」を通る必要があり(※自転車は無料)、最大斜度は18%超という激坂ゾーンがあります。

この1.2kmが今回のラスボスとなりそうです。

 

スタート〜草原&放牧エリア

JR阿蘇駅エリアから阿蘇山方面に向かって走っていくと、徐々に車通りも少なくなってきます。

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しばらく道なりに走っていくと、放牧された牛さんが現れました。

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この辺りから、先ほどまでの樹林エリアとは景色がガラッと変わり、両サイドには美しい草原が。

景色を遮るものは一切なく、目に映るのは青空と緑の草原‥‥!最高のヒルクライムコースです。

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こちらの草原エリアにも放牧された牛や馬たちが、のんびりと過ごしていました♪

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米塚〜往生岳

その後も両脇に広がる雄大な景色のなかを走り続けていくと、右手には米塚が見えてきます。

米塚火山は約3300年前の噴火で形成され、お椀をひっくり返したように頂上部分が大きくくぼんでいるのが特徴。

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10月初旬の阿蘇山は、一面に広がるススキが太陽の光を浴びてキラキラと輝いていて、この時期ならではの秋の阿蘇山を堪能することができます。

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更に走り進んで行くと、目の前には往生岳の姿も見えてきます。

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草千里展望所〜展望所レストラン

JR阿蘇駅をスタートしてから約12km地点で、ようやく草千里展望所に到着です!

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展望所から見えるのは、烏帽子岳草千里ケ浜の草原。roadbikejoshi_005_13

 

 

展望所のすぐ先には、レストランやカフェ、土産店が集まっています。

ということで、お楽しみのお昼ごはん〜♪

 

この日は、レストラン「douce Nucca(ドゥース ヌッカ)」でランチをすることに。

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じゃーん!!

阿蘇あか牛ボウル!

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阿蘇といえば「あか牛」ですよね。ミディアムレアに焼かれたあか牛がご飯の上に敷き詰められ、赤身肉の旨さと程良い脂のバランスが絶妙な一品です。

 

そして‥‥

お店大人気メニューの草千里バーガー!

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こちらもあか牛を贅沢に使用したパティ。そして、九州から厳選した原材料を使用した、草千里をイメージしたグリーンのバンズ。(かなり大きくてボリュームがあります)

 

美味でした〜〜( ´ ▽ ` )  大満足です。

 

 

 

ちなみにこちらの草千里エリアは何軒ものお店が連なっていて、食事やお土産物を堪能するだけでなく、ソフトクリームやスイーツ、熊本名物のいきなり団子も売っています。

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↑くまモンのパネルもあるよ

 

休憩&補給をしっかりとしたところで、これからいよいよ中岳火口に向かいます。

 

阿蘇山公園有料道路〜中岳火口

先ほどのレストランから、約2kmほど進んでいくと「阿蘇山公園有料道路」の入り口が見えてきました。

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こちらの有料道路は自転車は無料で通ることが出来るのですが、阿蘇山の噴火警戒レベルが引き上げられられると通行止めとなるため、行く前には事前に調べておくことをお勧めします。

 

 

さあ、そして1.2kmあるこちらの有料道路ゾーン。ここが最後の難所です。

 

ゲートを過ぎた途端、だんだんと斜度が上がっていきます。

 

7%、8%、9%‥‥

 

 

18%強!?

 

うぁぁああ!と悲鳴を上げながらも何とか登り切り、ついに中岳火口に到着!

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火口見学ルートは自転車の乗り入れが禁止されているので、バイクはここに置いていきます。(※こちらの写真の火口ルートの入り口前に、サイクルラックがあります)

 

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路上で売られていた「光る石」(100円)を記念に購入。

流紋岩という火山岩の一種で、キラキラしています。

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(後から調べてみると、楽◯市場やメ◯カリで高値で販売されていました‥‥笑)

 

 

火口散策を満喫した後は、有料道路のゲート麓にある「阿蘇山上ターミナル」に立ち寄り♪

火山灰ソフトを堪能してから帰路につきました。

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火山灰ソフトとは何ぞや!?と思いましたが、胡麻の味のソフトクリームで美味しかったです♪(見た目は火山灰カラーですね)

 

おわりに

今回の阿蘇パノラマラインは、まるで草原の中を駆け抜けているかのような感覚で、これまで経験したことの無いようなヒルクライム体験でした。

絶景の中を下るダウンヒルも気持ちがよく、路面状況も良いのでストレスもありません。

自転車乗りには最高のヒルクライムスポットといえる阿蘇山。何度でも走りに行きたいと思える場所でした!

 


          arincoarisa89

ライター情報
2019年に開催された乗鞍ヒルクライムのレース観戦を機に、ご自身もロードバイクを始めたというArisaさん。それまで運動習慣は全く無かったというものの、わずか一年半後には富士ヒルクライムで見事ブロンズ(90分切り)を達成。 ロードバイクを趣味として楽しみながら、ますますパワーアップしていくArisaさんに今後も注目です。

 Instagramアカウント:@arincoarisa89   



 

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