バイクパッキングの失敗例を紹介!自転車旅やキャンプの注意点とは?
目次
大きめのサドルバックやパニアバックに荷物を詰め込んで自転車旅やキャンプツーリングを楽しみたいと思っている人も多いでしょう。
そんな中、重要となるのが「バイクパッキング」です。
荷物を必要最小限にするのはもちろん、重量バランスやバックの固定方法など抑えておくべきポイントが数多くあります。
そこで今回はバイクパッキングの失敗例を見ていきながらポイントを理解していきましょう。
失敗例①:フレームに傷がついた
サドルバックやフレームバックなど、バイクパッキングでは複数のバックを自転車に固定して走る形になるのですが、走っていると固定部が擦れてフレームに傷がつくことがあります。
塗装が禿げてしまうと冒険感は出ますが、見た目もよくないですし、できれば愛車は綺麗に保ちたいという人がほとんどなはずです。
そのため、フレームへの傷を防止したい場合は、フレームにゴムシートなどを巻いてからフレームバックを取り付けてみましょう。
失敗例②:バックの数を増やしすぎて重たくなった
バイクパッキングでは、ハンドルやフレーム、サドルにさまざまなバックを取り付けて荷物を収納して走ります。
重量を分散することもできるため、バランス良く走れるメリットがあるのですが、「バックの数が増えて総重量が重たくなった」ということもあります。
荷物の総重量を考える際、荷物ばかり見てバックの重さが頭に入っていないことがありますが、バックだけでもそれなりの重さになります。
荷物の種類や量によっては積載量の多いパニアバック1つに荷物をまとめた方が軽くなるケースも多いので工夫してみましょう。
失敗例③:バックの容量ほど荷物が入らない
サドルバックなどでは「容量◯L」という表示で積載量が判断できますが、荷物の詰め方が上手でないと表示通りの量を入れることができません。
荷物同士に隙間ができたり、バイクとの相性が悪かったりすると、思ったほど荷物が入らないケースがあるので注意が必要です。
バックの容量はある程度低めに見積もって購入し、収納の練習をしておくといいでしょう。
失敗例④:出発時にバックがパンパンで買い足しができない
できるだけ少ない装備とバックで出かけようとして、バックがパンパンの状態で出発するとライド中の買い足しができません。
泊まりがけの自転車旅だと、脱いだウェアや補給食、食べ物のゴミなど、途中で荷物が増えることも想定してある程度余裕を持っておくといいでしょう。
また、折りたたみのサコッシュなどを準備しておくと便利に使えます。
失敗例⑤:ライド中に固定部が壊れた
固定方法や荷物の重量によって想定以上の負荷がかかり、バックの固定部が壊れてしまうこともあります。
固定部が壊れると走りに影響が出てしまうため、簡易的に固定が可能なマジックベルトやロープを用意しておきましょう。
失敗例⑥:重量バランスが悪すぎて走りにくい
バイクパッキングは前後左右の重量バランスがとても重要です。
サドルバックばかりが重くなってしまうとダンシングがしにくいですし、パニアバックで左右の重さが異なると走行中にフラついてしまいます。
バランスを整えて重心を低くするためにも、重たいものはできるだけフレームバックに入れて、大きいけど軽い荷物をサドルバックに入れるようにしてみましょう。
失敗例⑦:すぐ使うものが取り出せない
ライド中に必要になる補給食や雨具、飲料水など、すぐに必要なものが手の届く場所に収納されていないと不便です。
その他にも、カメラがサドルバックに収納されていると、綺麗な景色を見かけてもカメラを取り出すだけで面倒になってしまいます。
ライド中に使う可能性のあるものはハンドルバックなど、すぐに手が届いて取り出せる場所に収納するようにしましょう。
逆に、テントやシュラフなど、宿泊地でしか使わないようなものは、サドルバックやフレームバックに配置するなど、使うタイミングと収納場所のバランスを考えてパッキングをしてみてください。
まとめ
バイクパッキングの失敗例について解説しました。
自転車旅やキャンプツーリングを計画している人は失敗例を参考にバイクパッキングのコツを掴んでみてください。
上手なバイクパッキングをマスターして、ぜひ楽しい冒険の旅に出かけてみてください!
こちらの記事もよく読まれています!