台湾の新興ブランド「ELVESBIKE」を紹介
目次
GIANTやMERIDAなどコスパの高いモデルを多数ラインナップしている台湾で新しく誕生した「ELVESBIKE」というブランドが注目を集めています。
台湾ブランドらしいコスパの高さを備えながら「フレーム単体販売」「ハイスペック路線」など、他社とは異なる路線を打ち出しています。
そこで今回は台湾の新興ブランド「ELVESBIKE」について紹介していきます。
ELVESBIKEとは?
ELVESBIKEは、2016年に台湾で誕生したロードバイクブランドです。
元々は欧米ブランドの下請けとしてロードバイクを製造する中で、蓄積したノウハウを活かすことで新規ブランドを立ち上げています。
フレームを中心に扱っている中でもホイールやハンドルなどパーツ類の販売にも力を入れています。
ELVESBIKEの特徴
ELVESBIKEの特徴について紹介していきます。
他のブランドとは異なる特徴があるので注目してみてください。
①低価格でフレーム単体購入が可能
ELVESBIKEでは、完成車ではなくフレーム単体のみが販売されています。
他社ブランドでは高級モデルのみがフレーム単体で販売されており、価格帯としてもフレームのみで30万円以上というのが一般的なのに対して、ELVESBIKEではフレームを10万円程度でラインナップしています。
低価格なだけなく、フレームはカーボン性でハイエンドモデルにも負けない軽量性を誇っているなど、以上なまでのコスパを実現しています。
もちろん各部位の精度など気になるポイントはありますが、ハイスペックフレームが10万円で買えるというコスパの良さは他にありません。
②パーツを1つずつ自分で選べる
ELVESBIKEはフレーム単体で購入するため、他のパーツを自分で選ぶことができます。
完成車をバラしてカスタマイズするのではなく、最初から自分で作るこだわりの1台に仕上げられます。
さらに、フレーム価格が10万円程度なので、それなりにパーツにお金をかけても30万円以内には確実に納められます。
カーボン車で安くバラ完をしたい人は、ELVESBIKEを選んでみるといいでしょう。
ELVESBIKEを買うときの注意点
ELVESBIKEは海外の新興ブランドということで購入の際には注意が必要です。
通常とは勝手が異なる部分が多いので必ず確認しておきましょう。
①メーカー直販なのでお店に依頼できない可能性がある
ELVESBIKEは、現状としてメーカーの直販サイトから購入するしかないため、組み立てやメンテナンスの依頼をお店に断られる可能性があります。
お店としても新興ブランドで勝手がわからず対応できない可能性が高いので、自分で全て対応するか、購入前にお店に対応可能か確認しておく必要があります。
②購入から到着まで時間がかかる
ELVESBIKEに関する記事などを調査してみると、海外通販で購入する点や日本向けの窓口が充実していない点などから、商品が届くまでに時間がかかるようです。
供給状況にもよりますが、2ヶ月程度の納期を想定しておいた方がいいでしょう。
ELVESBIKEの主なラインナップ
ELVESBIKEの主なラインナップを紹介していきます。
大まかな分類としては以下のようになります。
- ①VANYAR:ヒルクライム
- ②FALATH:エアロバイク
- ③EGLATH:オールラウンド
では、それぞれのモデルを見ていきましょう。
①VANYAR
VANYARはヒルクライマー向けの軽量フレームです。
フレーム重量が850gと非常に軽く、車体重量の大幅な軽量化に繋がる共に、横方向の剛性を強化することでダンシング時のレスピンス性を高めています。
軽さを備えながら力強いヒルクライムを目指す方におすすめです。
②FALATH
https://jp.elvesbike.com/ELVES-FALATH-PRO-CARBON-DISC-ROAD-FRAMESETS-p2934107.html
FALATHは、空力性能を高めた形状になっているレーサー向きのフレームになっています。
前方から見た際の表面積が小さくスリムな印象で空気抵抗を抑えながら、縦方向の剛性を強めることで力強い走りを実現します。
パワー重視で平坦路をガンガン走っていきたい方におすすめです。
③EGLATH
EGLATHは、バランスの整ったオールラウンドモデルで、軽量性と空力性のバランスが最適化されています。
あらゆる地形に適応できるフレームでロングライドやヒルクライムなど、さまざまな楽しみ方をするライダーに向いています。
カラーラインナップが14色と非常に豊富なのも特徴です。
まとめ
台湾の新興ブランド「ELVESBIKE」について紹介しました。
低価格でフレーム単体購入ができるメリットがありながらも、メーカー直販でお店に頼りにくいというのはネックになるかもしれません。
日本でもあまり流通していない印象なので、気になる方はある程度様子を見てから購入を検討した方がいいでしょう。
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