補給食に「干し芋」がぴったりな理由とは?
目次
サイクリングで欠かせないアイテムの1つが「補給食」ですが、人によって何を食べるのかに違いがありますよね。
ゼリー飲料やエナジーバーなどガチ感の強い補給食もあれば、おにぎり派やパン派といった人もいるはずです。
そんな中、今回提案したいのがサイクリングの補給食として「干し芋」を選択するというアイデアです。
干し芋がサイクリングに適している理由や自分で干し芋を作る方法などを紹介していくので、気になる方は参考にしてみてください。
干し芋が補給食として優れている理由
干し芋が補給食として優れている理由には主に以下の5つが挙げられます。
- ①糖質が豊富で脂質が少ない
- ②低GIで血糖値の上昇が緩やか
- ③食物繊維が豊富で腹持ちがいい
- ④ビタミンやミネラルなど栄養満点
- ⑤携帯しやすいコンパクトさ
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
①糖質が豊富で脂質が少ない
干し芋は100g当たり303kcalとエネルギー効率が良いのに加えて、100g当たり炭水化物が72g、脂質が0.6gと糖質が豊富な食べ物であることが分かります。
サイクリングにおいて糖質は何よりも大切なエネルギー源でもあり、その糖質を効率よく摂取する手段として非常に優秀です。
例えば、糖質が高そうな「おにぎり」と「干し芋」を比べると以下のような違いがあります。
干し芋 | 《100g当たりの栄養素》 | おにぎり |
303kcal | カロリー | 179kcal |
72g | 炭水化物 | 39g |
3.1g | タンパク質 | 2.7g |
0.6g | 脂質 | 0.3g |
どちらも糖質中心の食べ物である一方で、ご飯に水分が含まれている分、重量当たりの糖質量やカロリーについては干し芋の方が上です。
②低GIで血糖値の上昇が緩やか
サイクリングにおいて糖質は重要なのですが、血糖値が気になるという人も多いはずです。
糖質を摂取すると血糖値が急激に上昇して、脂肪が蓄積される原因にもなってしまいます。
しかし、干し芋は糖質が豊富な食べ物である一方で、血糖値の上昇が緩やかな低GI食品としても知られています。
エネルギー補給をしても血糖値が急激に上昇しないので、安心して食べることができるでしょう。
③食物繊維が豊富で腹持ちがいい
干し芋は食物繊維が豊富で吸収が緩やかになるため腹持ちが良い食べ物でもあります。
サイクリングにおいてはすぐにエネルギーとして使える即効性の高い補給食も必要ですが、ロングライドを走り切るためには腹持ちの良い食べ物も必要です。
サイクリングの序盤や前半部分で干し芋を食べておけば、後半部分の粘りにも繋がるでしょう。
④ビタミンやミネラルなど栄養満点
干し芋には、ビタミンEやビタミンB1、ビタミンCといった栄養が豊富に含まれています。
さらに、カリウムやマグネシウムなども豊富なので、汗で失われたミネラルを補給することもできます。
⑤携帯しやすいコンパクトさ
干し芋には水分がほとんど含まれていないため、持ち運びに便利な薄くて小さめのサイズになっています。
背中のポケットに入れやすい形状なので、携行品として邪魔になることもないでしょう。
干し芋を自分で作る方法
干し芋を補給食にしたいけど市販品ではなく自分で作りたいという人も多いはずです。
ここでは干し芋を自分で作る方法を紹介します。
- 【材料】
- ・さつまいも
- 【用意するもの】
- ・蒸し器
- ・乾燥ネットorざる
- 【作り方】
- ①さつまいものを洗って鍋に入れる
- ②じっくりと1~2時間程度蒸す
- ③竹串を刺してスムーズに入ればOK
- ④皮を剥いてカットする
- ⑤乾燥ネットに並べる
- ⑥1週間ほど天日干しをする
参考:今が仕込みどき!「究極の干し芋」の作り方とおいしく仕上げるコツ3つ
干す長さによってお好みの硬さに仕上げられます。
作り方もシンプルなので、ぜひ自分好みの干し芋を作ってみてください。
補給食として干し芋を選択している人の声
干し芋を補給食として使っている人の声を調査してみました。
サイクリングで干し芋を使っている人の声を参考にしてみてください。
干し芋と羊羹が補給食で最強な気がする。江戸時代の人は凄かった……
— Riku (@RikuMHF1) September 18, 2022
帰り道。
穏やかな風で、飛ぶには気持ち良さそう。
草の上に腰を下ろし空を見上げながら、さっき買った補給食の干し芋を食べる。
今度出来るノダイズさんは、この辺りだったはず。どこにあるのかしら。オープンが楽しみ😊本日のライド日記おしまい。#江戸川サイクリングロード #関宿滑空場 pic.twitter.com/TG2zAiazRV
— こけこ (@hooooo5963) October 30, 2021
補給食。干し芋🍠 pic.twitter.com/4r8OZ3EeZW
— 夏福 (@natufuku12) October 9, 2021
2020 サイクルまとめ
年間走行距離900km、
年頭の目標、去年の700km以上を達成。
9月以降は新しく知った干し芋を補給食に466kmを走破。1日100kmも走る事ができ、
今年のサイクルは満足出来る年になりました😊 pic.twitter.com/9Bga4NImWj— たかみー (@PippoTripletta) December 31, 2020
まとめ
サイクリングの補給食として干し芋が最適な理由について解説しました。
補給食として栄養満点で甘くて美味しいので、サイクリング中の疲れた時にはぴったりですね。
干し芋を補給食として愛用しているサイクリストも多くいるみたいなので、ぜひ一度試してみてください!
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