【北アルプス山麓フランフォンド2021】ロングクラス130kmに参加してみた!〈前編〉

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北アルプス山麓グランフォンドは、北アルプスの眺望をつなぐ、日本最高クラス難度の山岳ライドイベント

今年で10回目となる2021年大会に、130kmのロングクラスにエントリーして参加して参りました!(2021年7月11日開催)

▼北アルプス山麓グランフォンド公式サイト

http://www.sanroku-ride.com

 

北アルプス山麓グランフォンドのコースは?

本大会では、160km130km90km75kmの4つのクラスが設定されています。

それぞれのコースについて詳しくみていきましょう。

 

◆スペシャルクラス160km

グランフォンドの名物となっている「スペシャルクラス160km」。

設定獲得標高は、なんと3,500m

これまではグループでの参加が必須でしたが、今年からはソロでの参加も可能になりました。

● 距離:159.21km / ● 獲得標高:3,550m(STRAVA設定ルート上)

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出典:STRAVA

 

◆ロングクラス130km

スペシャルクラスを目指すための登竜門として設定されている「ロングクラス130km」。

公式サイトでは、「エイドを楽しみつつもしっかり自分の走力と相談しながら余裕をもって走り切りましょう!」と紹介されています。

とはいえ、獲得標高は2,700m超えなので走りごたえは抜群です。

● 距離:128.62km / ● 獲得標高:2,726m(STRAVA設定ルート上)

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出典:STRAVA

 

◆ミドルクラス90km

グランフォンドに初めて参加される方に人気の「ミドルクラス90km」。

スタート後は160km、130kmコースと同様に、まずは小熊山のヒルクライムから始まります。(※90kmコースにも小熊山が加えられたのは2021年から)

● 距離:90.39km / ● 獲得標高:1,598m(STRAVA設定ルート上)

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出典:STRAVA

 

◆ショートクラス75km

グランフォンドビギナー向けの「ショートクラス75km」。

適度にアップダウンも入っていて、長野の景色を楽しみながら気軽に参加したい方におすすめのコースです。

● 距離:72.61km / ● 獲得標高:905m(STRAVA設定ルート上)

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出典:STRAVA

 

時間制限(足切り)はあるの?

160kmクラスには2カ所、130kmのクラスには1カ所の足切りポイントが設定されています。

【足切りポイント①】160kmクラス対象:関門時刻を過ぎた場合は、160kmルートには進めず130kmのルートに変更。

【足切りポイント②】160kmクラス130kmクラス対象:関門時刻を過ぎた場合は、90kmコースに変更。

※足切りポイント①:9:30 鬼無里支所付近 / 足切りポイント②:14:30 美麻支所給水所

 

エイドステーションについて

グランフォンドの楽しみのひとつであるエイドステーション

手打ち蕎麦おやきなど、長野ならではのグルメが用意されています。

2021年の各エイドステーションの場所や提供物はこちら。↓↓↓

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ロングクラス130kmの難関ポイントは?

130kmクラスで待ち構える難所は、大きく分けて5つ

小熊山‥‥スタート直後に待ち構えているのが、この小熊山。コース上では大町市側から登ります。上りと下りを繰り返す、アップダウンのある山道です。

*STRAVAセグメント上:5.33km / 176m up

 

嶺方峠(白沢峠)‥‥白沢洞門のトンネルから見える北アルプスの絶景が有名なこちらの峠。白馬側から登ります。

*STRAVAセグメント上:7.89km / 392m up

 

小川アルプスライン‥‥最大斜度17%前後もある、なかなかきつめの坂です。

*STRAVAセグメント上:4.30km / 321m up

 

ぽかぽかランドエイド直後のヒルクライム‥‥エイドを出た直後からヒルクライム開始。ここを登りきると次のエイドステーションがあるので踏ん張りどころ。

*STRAVAセグメント上:3.68km / 256m up

 

鷹狩山‥‥最後の山。ラスト数百メートルは最大斜度20%の激坂も。頂上は絶景が見渡せるビューポイントとなっています。

*STRAVAセグメント上:6.45km / 366m up

 

だがしかし、この5つのヒルクライムの獲得標高を全て足しても1,500m強。130kmクラスで設定されている総獲得標高2,700mにはまだまだ足りません。

上記の5箇所以外においても、基本的に上りの多いコースということですね。

 

大会当日〜まずは会場へ

朝4:00 起床。

今回、私が前泊していた宿がある大町温泉郷からスタート地点の会場鹿島槍スポーツヴィレッジまでは、10km程の距離だったので当日の朝は自走で向かうことに。

偶然にも宿から会場までのルートは、グランフォンドで設定されているルートと同じ道でした。イベント開始前に、事前にルートの予習?試走?ということにします。(笑)

とはいえ、この10km。平坦ではなく、緩斜面→最後2kmは10%前後の坂道で獲得標高は300m。

この時点で、この日の私の予想獲得標高は3,000m upということになりました。(笑)(※130kmクラスの設定獲得標高2,700m + 300m)

 

5:40 宿を出発。

130kmクラスのスタート時刻は6:30〜なので、ゆっくり向かいます。

途中、会場に向かってるであろう自転車を積んだ車が何台も通り過ぎていきます。

 

6:25 会場到着。

お手洗いを済ませてから、スタート地点に並びます。

今年は密を回避するために一斉スタートではなく4名ずつのスタートなので、列に並んで順番待ち。

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6:30過ぎ いよいよスタートです!!

テンション高めにゲートをくぐり、まず最初に向かうのは小熊山。間髪入れずに早速ヒルクライムです。 

 

最初のヒルクライム〜小熊山

スタート早々からいきなり斜度が上がっていきます。

その後はずっと上り坂が続くのかと思いきや、途中には何度か下り坂もあります。アップダウンが続く道なので、所々ダウンヒルで足を休ませながら頂上を目指します。

せっかく登ったのにまた下り。一体いつになったら頂上に辿り着くのか‥‥と思いながら走っていると、急に景色が開けた場所に!

 

呆気なく頂上に到着しました。(笑)

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ここはパラグライダー場となっているため、柵もなく、視界を邪魔するものが何もないので、非常に見晴らしの良い絶景スポットとなっているのです。

晴れていると木崎湖を一望することが出来るのですが、この日はあいにくの曇り空。

記念写真を撮っている間に、一瞬で雲が増えて真っ白に。(笑)

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景色も全く見えなくなってしまったので、早々にその場を後にし、木崎湖がある麓までダウンヒルを開始しました。

昨年プライベートで小熊山を登りに来た時には今回とは逆の木崎湖側から登ったのですが、そちらのルートの方がきつかった印象でした。

 

下山後は、木崎湖〜青木湖を通り過ぎ、最初のエイドステーションのある白馬へ向かいます‥‥

 

(後編へ続く)


          arincoarisa89

ライター情報
2019年に開催された乗鞍ヒルクライムのレース観戦を機に、ご自身もロードバイクを始めたというArisaさん。それまで運動習慣は全く無かったというものの、わずか一年半後には富士ヒルクライムで見事ブロンズ(90分切り)を達成。 ロードバイクを趣味として楽しみながら、ますますパワーアップしていくArisaさんに今後も注目です。

 Instagramアカウント:@arincoarisa89   



 

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