Appleの新商品【AirTag】はロードバイクの盗難防止アイテムになる?利用者の口コミから検証してみた!
目次
取り付けた物の現在位置を常に把握することができるデバイス「AirTag」がAppleから発売されて話題を集めています。
一般的には鍵に取り付けて紛失した際でも探し出せるようにしたり、カバンの中に入れることで盗難の被害に遭った際も荷物を追跡できたりするといった使い方が想定されていますが、ロードバイク界隈では「盗難防止に使えるのでは?」という声も上がっています。
最近では、ロードバイクに取り付けて位置情報を把握することで、盗難防止や被害後の対応に役立つアイテムが数多く販売されていますが、AirTagもそういったデバイスとして役に立つ可能性があるでしょう。
そこで今回はAppleの新商品AirTagがロードバイクの盗難防止アイテムとして使えるのか、利用者の口コミなどから検証していきます。
AirTagとは?
AirTagはAppleが新しく発売したデバイスで、鍵などに取り付けたり、カバンに入れたりすることで、それらの位置情報を常に確認できるという商品です。
iPhoneなどのApple製のデバイスと連携することで、AirTagの場所が常に把握できるので、大切な物を失くしたときでも速やかに見つけ出すことができます。
価格は税込3,800円と比較的リーズナブルとなっています。
AirTagをロードバイクに取り付ければ盗難対策になる?
そんなAirTagですが、ロードバイク界隈では「盗難対策に使える?」という声が上がっています。
ロードバイクにAirTagを取り付ければ、常にiPhoneでロードバイクの位置情報が把握できて安心ですし、もし仮に盗まれたとしても追跡ができるので適切な対応が可能になるでしょう。
SNS上でもAirTagをロードバイクの盗難防止アイテムとして使うアイデアに関心が集まっています。
ロードバイク盗難対策にAirTag買おう。いや、買わなければならない
— どーんーちーゃーん (@d0nchaaan) May 29, 2021
Airtagが届いたのでロードバイクの見えにくいところに仕込んでおいた。これで盗難されてもiPhoneで探せるので、なかなかいいんじゃないだろうか。
— 西鶴 (@saikaku_alone) May 13, 2021
サイクリング中に飲食店へ立ち寄った際でも、ロードバイクの位置情報を確認していれば非常に安心ですね。
また、盗難防止アイテムとしてだけでなく、自転車の多い場所などでロードバイクをスムーズに見つける上でも役に立つと言われています。例えば、大規模なサイクルイベントに参加した際、膨大な数のロードバイクが1箇所に集められている中でも、AirTagを使えばすぐに自分のバイクを見つけることができるでしょう。
もう違う世界線に飛んでしまった気がするけど、大規模サイクルイベントあるある「バイク見つからん」を解消するには持ってこいのアイテムだなコレ。#AirTag #ロードバイク#那須高原ロングライド pic.twitter.com/c1xvvHMsIc
— はしもととおる (@spacevision) May 9, 2021
位置情報追跡デバイスとして汎用性の高い商品デザインでもあったため、さまざまな用途で役に立つ可能性が期待されています。
フレームの内部に取り付けると電波が届かないという声も…
AirTagをロードバイクに使う上で問題に上がったのが「どこに取り付けるのか」という問題でした。
ロードバイク用の設計ではないので収まりのいい場所があまりないですし、サドルバックやツールボトルの中に入れていると、盗まれた際に捨てられるリスクも考えられます。
その中で、フレームの内部に入れてしまうというアイデアが挙がりました。
シートポストを抜いてフレームの内部にAirTagを入れておけば、取り出される心配もないはずです。
しかし、SNS上の口コミを調査してみたところ「カーボンフレームの内部に入れると電波を通さず使い物にならない」という声がみられました。
AirTagのロードバイク搭載実験
カーボンステム ✕
カーボンラップステム △
アルミステム ○
だった。
カーボンは比較的電波通さないんだな。
でも薄い所ならいける?— おたけ (@ie_Otake) May 3, 2021
カーボンフレームに仕込んだら通信切れたというツイートを見たけど、確かに省電力化のためかAirTagの電波は弱いね。缶の中に入れただけで、目の前にあっても通じなくなる。 pic.twitter.com/62AH3sfXaN
— すくみずさん (@skmzmw) May 1, 2021
自転車乗りへ
airtagはやっぱりカーボンは透しません
ということで外にいかに目立たないように付けれるかが大事です pic.twitter.com/P1Tm89zwlb— マキシ (@maximurakami) April 30, 2021
このようにフレームに内装すると電波が届かないという声が多くみられています。
そのため、現状としては「サドルの裏」や「ハンドルの内部」といった場所に取り付けるという方が多くいるようです。
フレームの外側に取り付けるマウントが販売されている!
調べてみるとAirTagをロードバイクに取り付けるためのマウントが販売されているという情報も見つかりました。
AirTag(エアタグ)買ったので、ロードバイクに取り付けてみた。
ケージの下に取り付けるとほぼ目立たなくて良い#Airtag#ロードバイク#amazon#AirTag自転車取り付けケースと検索 pic.twitter.com/fhMy2u0oMP— tomi taku (@ukyomukyo) May 10, 2021
こちらはAirTagをセットしたマウントをボトルケージを取り付ける部分に固定するというものです。ボトルケージが上にある分、外から見てもAirTagが目立ちません。
その他にも、サドルレールにマウントするための商品も作られているようです。
「Apple AirTag ロードバイク サドルレールマウンタ」
このような感じになっているので、取り付け問題に関してはある程度選択肢が用意されていると言えるでしょう。
まとめ
Appleの新商品AirTagがロードバイクの盗難防止アイテムとして使えるのかについて調査していきました。
SNS上の情報を見る限りでは、機能的な問題はなく、盗難防止やサイクルイベントでのバイク探しなどに役立つことが指摘されています。
取り付けに関しても選択肢に幅があり、専用のマウントもラインナップされているため実用上も問題ないと言えるでしょう。
位置情報を教えてくれるデバイスとしてはリーズナブルな方でもあるので、iPhoneをお使いのサイクリストの方は購入を検討してみてください。
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