「スマートヘルメット」とは?ヘルメットが「スマート」だと何がスゴイの?
目次
サイクリング業界もさまざまなアイテムの「スマート化」が進んできています。
サイクルコンピューターやパワーメーターといったデバイスだけではなく、スマートグラスやスマートロックなど、各パーツが高度な機能を搭載することで利便性を高めています。
そんな中「スマートヘルメット」と呼ばれるアイテムが注目を集めています。
「ヘルメットをスマート化して何ができるの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな気になるスマートヘルメットについて紹介していきます。
スマートヘルメットって何?
スマートヘルメットは、従来のヘルメットにさまざまな機能を搭載することで、頭部を守る以外の使い方ができるアイテムです。
従来の自転車用ヘルメットは、頭部の保護性や空力性能などに焦点が集まっていましたが、スマートヘルメットの登場によって、これまでには考えられなかった機能に注目が集まっています。
では、スマートヘルメットを使うとどのような機能が使えるのか詳しくみていきましょう。
スマートヘルメットでできること
スマートヘルメットに搭載されている機能としては代表的なものは以下の通りです。
- ・スマホのナビ機能の案内を聞ける
- ・スピーカー/マイクを使って会話をしながらグループで走れる
- ・ブレーキランプやウインカー機能
- ・ヘッドライト
- ・カメラ搭載でドラレコとして使える
- ・転倒時などの緊急通知機能
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
①スマホのナビ機能の案内を聞ける
スマートヘルメットにはBluetoothでスマホと連携して、耳付近に搭載されたスピーカーから音声を流す機能があります。
地図アプリを起動した状態で走れば、右左折のタイミングや周辺地域の情報といったナビを聞きながらサイクリングを楽しむことができます。
地図を確認する度に停止する必要もありませし、イヤホンのように耳を塞がないので安全性も確保されています。
②スピーカー/マイクを使って会話をしながらグループで走れる
スピーカーやマイクを搭載したスマートヘルメットも多く、会話をしながらのグループライドや音楽を楽しみながらのサイクリングもできます。
スマホと連携してハンズフリーで操作することができるので、安全性も確保されています。
③ブレーキランプやウインカー機能
ヘルメット本体にライトを搭載し、手元のスイッチを使って操作することでブレーキランプやウインカーとして使えるものもあります。
自転車の場合、テールライトの位置が低いことで車からライトが視認できない可能性も考えられます。
ヘルメットに搭載のライトを照らせば視認性も高いですし、夜間でも安全に走ることができるでしょう。
④ヘッドライト
ヘルメットの前方にライトを搭載してヘッドライドとして活用できるものもあります。
対向車や歩行者の視認性を高めるのに役立ちますし、夜間走行で休憩をする際、ヘッドライトを使えば手元を明るく照らしてくれるので便利です。
⑤カメラ搭載でドラレコとして使える
カメラ機能を搭載したスマートヘルメットは、ドライブレコーダーとしての活用が可能です。
サイクリングの思い出を臨場感あるアングルの動画で残すのにも使えますし、もしもの事故の際には証拠として活用できます。
⑥転倒時などの緊急通知機能
ヘルメットが転倒などを感知して周囲の人に緊急通知を行う機能を搭載したものもあります。
もしもの事故があったときでも家族などに通知が届けられるので、即座に対応できるでしょう。
サイクリングで人の少ない場所に遠出する方や子供に自転車を使わせる場合におすすめです。
スマートヘルメットの注意点は?
スマートヘルメットは機能の多彩さからかなり魅力的に思えるデバイスではあるのですが、さまざまな機能を搭載することで通常のヘルメットよりも重量が増えています。
スピーカーやマイク、ライト、カメラなど、各デバイスを搭載する分、重量が増していくので、長時間のサイクリングだと首が疲れてしまうかもしれません。
興味深い機能がたくさんありますが、走行性や快適性とのバランスを考慮した上で使ってみてください。
まとめ
ロードバイクに関連するさまざまなアイテムがスマート化することで、私たちのサイクリングスタイルも急速に変化していきそうですね。
スマートヘルメットもまだ登場したばかりで改善の余地もあると思われるので、今後さらに便利で魅力的な機能が搭載されていくでしょう。
スマートデバイスが好きという方は、ロードバイクに関連する最先端のアイテムを試してみてください。
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