『伝統工芸』を取り入れたロードバイクや自転車アクセサリーを紹介!
目次
ロードバイクは走行性能やブランド、見た目のカッコよさなど、乗り手によってこだわるポイントが異なりますよね。
さまざまな点で工夫をして、自分だけのオリジナルな1台を仕上げていくというのもロードバイクの醍醐味の1つです。
そこで今回は伝統工芸を取り入れたロードバイクや自転車アクセサリーを紹介していきます。
歴史のある伝統工芸の美しさを感じながらサイクリングを楽しんでみるのもいいですね。
伝統工芸を取り入れたロードバイク
では、早速伝統工芸を取り入れたロードバイクについて紹介していきます。
地域のPRや記念イベントなどでさまざまなデザインが作られているので、楽しんで見てみてください。
①ロードバイク×漆塗り(木曽漆器)
出典:https://digitalpr.jp/r/59661
2022年6月に一般社団法人塩尻市観光協会では、日本有数の漆器の産地である長野県塩尻市で生産される「木曽漆器」に伝わる漆塗り技法を施したロードバイクを制作しました。
出典:https://digitalpr.jp/r/59661
フレームは黒と朱色の左右非対称な漆塗りを採用することで「木曽堆朱(きそついしゅ)」と「塗分呂色塗(ぬりわけろいろぬり)」という2つ技法を取り入れています。
②ロードバイク×金箔
出典:https://www.hakuoshi-musashiya.com/post/2018/11/30/kinpakubipaint
2018年には、埼玉県に本社を置く武蔵屋で、ロードバイクなどに金箔を施すサービスが実施されました。
伝統工芸の「箔押し」という技法で「金箔美ペイント」というサービスを通じて、多くの人に親しまれました。
ゴージャスで上品な色合いの唯一無二なデザインになりますし、塗装費用も10万円程度と手の届く範囲で提供されているようです。
③ロードバイク×木工
出典:http://sanomagic.world.coocan.jp/bicycle/20210627/20210622-100930-0.JPG
木材加工は日本で古くから伝わる伝統的な技法の1つで、直線的な木材を曲げる技法は「曲物」とも呼ばれており、木特有の味わいを醸し出しています。
そういった木材加工の技法を取り入れた木製ロードバイクがあります。
木造船の建造を手がけている佐野末四郎さんが手がけるのは、ロードバイクのほぼ全てが木製となっている1台です。
出典:http://sanomagic.world.coocan.jp/bicycle/20220121/IMG_6116.JPG
フレームの曲線美は木材にしか出せないデザインですし、見た目だけではなく実用性も兼ね備えています。
④ロードバイク×日本刀
出典:http://samuraibike.jp/design/
日本刀の強さと美しさをコンセプトに伝統的な技術を取り入れて作られたのが「SAMURAI」というロードバイクです。
オールチタン製で独特なデザインとなっており、日本刀のような力強さに加えて潔さも感じられる1台です。
フレームには「エビ菅溶接構造」といった溶接技術を取り入れ、「表面微細加工」による美しいデザインを実現しました。
伝統工芸を取り入れた自転車アクセサリー
次に伝統工芸を取り入れた自転車アクセサリーを紹介していきます。
アクセサリーであれば購入しやすいですし、取り入れることでロードバイクにちょっとしたアクセントが加えられるでしょう。
①サイクルジャージ×ミンサー織り
出典:https://www.cyclowired.jp/news/node/300171
2019年には日本のトップレーサーとして長年活躍してきた新城幸也選手の故郷でもある石垣島の伝統工芸でもある「ミンサー織り」を取り入れたサイクルジャージが作られました。
濃紺をベースにした絣柄が特徴で中央の11本のラインは、新城選手のグランツール完走回数を表しています。
②ステムキャップ×鎚起
出典:https://www.konscycle.com/blog/2018/09/24413/
ロードバイクのちょっとしたパーツに映える伝統工芸を取り入れるなら、このステムキャップがとってもおしゃれです。
燕三条の伝統工芸技術でもある鎚起によって作られたステムキャップは、何気ないハンドル周りにアクセントを与えてくれるでしょう。
まとめ
伝統工芸を取り入れたロードバイクや自転車アクセサリーを紹介しました。
それぞれの技術ならではの質感やデザインが違って面白いですし、普段見るロードバイクとはまた違った魅力がありますよね。
日本の伝統工芸に思いを馳せながら、こういったロードバイクや自転車アクセサリーを楽しんでみてください。
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