《解説》自転車旅行をするときの「ホテル選び」のポイント!
目次
日帰りのサイクリングだけでなく、たまには自転車旅行で観光地を走ってみたくなりますよね。
自転車旅行をする際はホテルを確保しなければなりませんが、通常の旅行とは異なり「宿泊時に自転車をどうすればいい?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は自転車旅行をする際のホテル選びのポイントについて解説していきます。
ホテル泊のとき自転車はどこに保管する?
一般的に自転車旅行でホテルに宿泊する場合、自転車の保管場所としては以下のパターンが考えられます。
①部屋の中に入れる
②ロビーで預かってもらう
③駐輪場に保管する
最も都合がいいのは「①部屋の中に入れる」ですよね。盗難の心配もありませんし、自転車の状態もチェックして翌日に備えることもできます。
宿泊施設の多くでは自転車の部屋への持ち込みを許可しているケースが多いのですが、基本的には輪行袋に収納した状態で荷物として持ち込む形になっています。
次のパターンとして考えれるのは、「②ロビーで預かってもらう」で、こちらは客室が狭く、自転車を入れるスペースがない場合などに利用します。
こちらも管理が行き届いた場所に保管できるため、盗難の心配がありません。ホテルにとっても客室が汚れる心配がないといったメリットがあります。
そして、自転車の持ち込みが許可されていない場合には、「③駐輪場に保管する」ことになります。
しかし、目の離れた場所に高価な自転車を保管するのはリスクが高いのであまりおすすめできません。
自転車旅行でホテルを利用する際は、事前に自転車の持ち込みが可能かどうかを確認しておきましょう。
サイクリストに優しいホテルの取り組み
自転車の持ち込みができる以外にもサイクリストに優しい取り組みを行っているホテルは数多くあります。
ここでは、サイクリストに優しいホテルの取り組み事例を紹介していきます。
①客室持ち込みOK+室内にバイクラック完備
大規模なサイクリングロードが整備された地域では、多くのサイクリストが旅行に訪れます。
そのため、サイクリストにとってより快適に過ごせる環境を整えたホテルも数多く存在しており、自転車が客室に持ち込めるだけでなく、部屋にバイクラックが用意されていることもあります。
自転車を分解して輪行袋に収納する必要はなく、そのままの状態でチェックインができ、安定した場所に保管できます。
②自転車専用保管場所を用意
客室に自転車を持ち込むことができなくても、ホテル内に自転車専用の保管場所を設けているホテルもあります。
室内にバイクラックや自転車スタンド、ロッカー付きの駐輪場など、盗難リスクの低い場所に自転車を保管した状態で宿泊できるので安心ですね。
③整備・メンテナンススペースや工具の提供
何日に渡って走る自転車旅行では、常に自転車のトラブルに気を配らなければなりません。
タイヤの空気圧はもちろん、各部分に異常がないか簡易的にでもチェックする必要があるでしょう。
そういったケースで空気入れや工具など、整備やメンテナンスに必要な道具を提供してくれたり、作業をするスペースが用意されていたりすると非常に便利です。
あると便利なホテルのサービス
上記で紹介した以外にもホテル側が提供していると便利なサービスが以下の2つです。
①コインランドリー
②自転車宅配サービス
コインランドリーはどこのホテルにもありますが、汗をかいたサイクルウェアなどを洗濯する場合には必須です。
サイクルウェアを1セットのみにして毎日洗濯しながら、荷物を減らして快適に走るといったことも可能になります。
さらに、自転車の宅配サービスが利用できる場合には、旅行の楽しみ方がより広がるでしょう。
例えば、目的の観光地まで自転車を届けて、現地を自転車で走るという楽しみ方もできますし、何日にも渡って自転車で走り目的地に到着したら、そこから自宅まで自転車を宅配して、帰りは公共交通機関を使うといったこともできます。
何かトラブルが起きた際でも、宅配サービスがあれば何かと便利ですね。
まとめ
自転車旅行をするときのホテル選びのポイントについて解説していきました。
最近ではサイクリストに優しいホテルも増えていますし、サイクリストにターゲットを絞ったサービスを提供するホテルも存在します。
自転車旅行でホテルを利用する際は、予約をする前に今回ご紹介したポイントを確認してみてください。
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