子供にロードバイクを買い与えるときのポイント
目次
アニメや漫画などの影響で子供がロードバイクに興味を持つことがあるはずです。
しかし、一歩間違えれば大事故や命の危険に繋がるロードバイクを買い与えるのに躊躇する親御さんは多いでしょう。
親がサイクリストでロードバイクの素晴らしさを理解していても、子供に乗らせるとなると不安を覚えるのではないでしょうか。
そこで今回は子供にロードバイクを買い与えるポイントを解説します。
子供にロードバイクを買い与えるときの確認事項
子供にロードバイクを買い与えるときは以下のポイントを確認しておきましょう。
- ①行動範囲をあらかじめ決めておく
- ②交通ルールを覚えさせてから買う
- ③安全に走れるまでは親子で一緒に走る
- ④高価な自転車であると認識させる
- ⑤必ず自転車保険に加入しておく
- ⑥ヘルメットは必須でその他の安全対策も行う
- ⑦ネットで安価なロードバイクを与えない
- ⑧まずはクロスバイクやMTBから始める
- ⑨リスクばかりに目が向くのもよくない
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
①行動範囲をあらかじめ決めておく
ロードバイクに乗ればありとあらゆる場所に自転車で行けますが、交通量の多い道や下り坂など危険が伴う場所も数多くあります。
大人であればリスクの判断をして自己責任の中で走ることができますが、子供には難しいのでロードバイクで走る場所をあらかじめ決めておきましょう。
例えば、近所のサイクリングロードでのみ走るでもいいですし、危険な箇所をあらかじめ教えて避けるようにするなどがあります。
リスクの判断ができない以上、親がリスクをコントロールする意識が大切です。
②交通ルールを覚えさせてから買う
自転車も車両の一部なのですが、免許を持っていない子供にはその意識が薄く、交通ルールを破った危険な運転をしがちです。
ロードバイクはスピードも出るため事故や転倒での被害も大きくなってしまいます。
そのため、最低限の交通ルールを教えた上で走らせるようにしてください。
「原則車道の左側を通行する」や「一時停止をする場所」「歩行は徐行する」など、基本的な事項を教えた上で一緒に道路を走りながら適切かつ柔軟な振る舞いを身につけさせましょう。
③安全に走れるまでは親子で一緒に走る
ロードバイクは安全に乗れるまでに知識や経験が必要な乗り物です。
そのため、安全に乗れるようになるまでは常に親子で一緒に走るようにしてください。
少なくとも高校生になるまでは親子で走った方がいいでしょう。
一緒に走りながら安全な乗り方や道路状況を適切に判断するテクニックを覚えさせてください。
④高価な自転車であると認識させる
ジュニアサイズのロードバイクでも10万円近くするので、高価な自転車であると認識させてください。
何も教えないと子供にとってはママチャリと同じような感覚で扱ってしまうため、鍵をかけわすれて盗まれる危険性もあります。
高価な買い物であることを自覚させて、メンテナンスもさせながら大切に扱わせるようにしましょう。
⑤必ず自転車保険に加入しておく
ロードバイクに限らず子供を自転車に乗らせる場合には、自転車保険への加入は必須です。
万が一のリスクに備える必要がありますし、死亡事故を引き起こした場合の賠償金は数千万円単位にもなるため、金銭的な負担にも備えなければなりません。
親子セットで加入できる自転車保険もあるので、必ず加入するようにしてください。
⑥ヘルメットは必須でその他の安全対策も行う
ロードバイクなどのスピードが出るスポーツ車に乗らせる際は、ヘルメットを始めとする安全対策をきちんと行ってください。
頭部を守るのはもちろんのこと、肘や膝にプロテクターを着けるのもおすすめです。
⑦ネットで安価なロードバイクを与えない
ロードバイクは高いからといってAmazonなどで売られている安い自転車を買うのはやめた方がいいです。
あれはロードバイクではなくルック車と呼ばれる車種で、ロードバイクとはまた異なる自転車です。
さらに、安い分だけ製品の品質が悪い可能性が高く、整備不良による事故に繋がる可能性もあります。
⑧まずはクロスバイクやMTBから始める
最初からロードバイクを買い与えるのではなく、クロスバイクやMTBなどより安全に走れる自転車から始めるのがおすすめです。
ロードバイクほど前傾姿勢になりませんし、タイヤも太くて安定感があるので安全性はより確保できます。
⑨リスクばかりに目が向くのもよくない
ここまで子供にロードバイクを買い与えるリスクを中心に紹介しましたが、リスクを回避してばかりだと子供に貴重な体験を与えることはできません。
大切なのはリスクを正しく理解した上で、子供にとって適応できるだけのリスクを与えるようコントロールすることです。
まとめ
子供にロードバイクを買い与えるときのポイントを紹介しました。
大人ですら危ない目に遭うのがロードバイクなので、子供に買い与えるときは今回紹介したポイントを必ず抑えておきましょう。
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