サイクリストのお部屋選びで重要なポイントは?ロードバイク向けの賃貸ってある?
目次
ロードバイクなどの高価なスポーツバイクは、盗難防止や劣化対策のため室内で保管するのが基本です。
しかし、一人暮らし向けの賃貸住宅などでは、ロードバイクを室内で保管することが難しかったり、物件自体がロードバイクのある生活に向いていなかったりすることもあるでしょう。
そこで今回はサイクリストのお部屋選びで重要となるポイントについて解説していきます。
サイクリストのお部屋選びで確認したいポイント
サイクリストのお部屋選びで重要なポイントとしては以下の5点が挙げられます。
①自転車の持ち込みが可能かどうか
②エレベーターや廊下など部屋までの導線は十分か
③ドアから保管場所までの導線のチェック
④室内に保管スペースを確保できるか
⑤サイクルトレーナーを使うなら騒音対策をチェック
これらの項目を物件選びや内覧の際にチェックしてみてください。
①自転車の持ち込みが可能かどうか
賃貸住宅の中には共用部や部屋に自転車を持つ込むことが許可されていないケースがあります。
「自転車は駐輪場に保管する」ことが指定されている場合、ロードバイクを室内保管することができません。
また、自転車をエレベーターや廊下などで運んでいると、他の住民のストレスに繋がる可能性もあるので、管理規約やオーナーとのやり取りを通じて確認をしてください。
②エレベーターや廊下など部屋までの導線は十分か
自転車の持ち込みが許可されているだけでなく、エントランスから部屋までの導線についても確認が必要です。
例えば、「4階にある部屋なのにエレベーターがない」や「廊下が狭く、曲がり角が多くて自転車が運びにくい」などでは、サイクリングに出かけるたびに大変になってしまうでしょう。
契約を検討している物件を内覧する中でエレベーターの有無や廊下の広さを確認して、自転車が運びやすいかをチェックしてください。
③ドアから保管場所までの導線のチェック
室内保管をする場合は、ドアから保管場所までの導線も確認しておきましょう。
ドアからリビングまでの廊下が狭いと、自転車を運んだ際に壁などにブツけて傷をつけてしまう可能性もあります。
玄関のスペースが広いと、自転車も運び入れやすいですし、ドア付近に保管することもできるはずです。
実際に自転車を室内保管して、出し入れをすることをイメージしながら物件を選んでみましょう。
④室内に保管スペースを確保できるか
ロードバイクなどを室内保管するためには、相応のスペースが必要となります。
縦置き・横置きなど保管方法はさまざまですが、家具などを置いた際に自転車を保管するためのスペースが確保できているかをチェックしましょう。
⑤サイクルトレーナーを使うなら騒音対策をチェック
サイクルトレーナーを使って室内トレーニングをするという方は、物件の騒音対策についてもチェックしておきましょう。
大きな音が出るサイクルトレーナーをガンガン使ってしまうと、他の住民に迷惑をかけてしまいます。
鉄筋鉄骨コンクリートの物件や楽器OKの物件など、騒音対策が行き届いている物件を選ぶようにしてください。
サイクリストが賃貸を借りるときの注意点
サイクリストが賃貸を借りるときの注意点は以下の3点です。
①アパートの廊下に保管するのはNG
②駐輪場やバルコニー/ベランダも非推奨
③室内保管では床や壁の傷に注意
こちらについても必ず確認しておきましょう。
①アパートの廊下に保管するのはNG
室内にロードバイクを保管するスペースがないからといって、玄関先の廊下に置くのは基本的にNGです。
もちろん物件にもよるため、管理規約やオーナーへの確認をする必要がありますが、共用部に大きな荷物を置くと、他の住民の迷惑になります。
②駐輪場やバルコニー/ベランダも非推奨
駐輪場やバルコニー/ベランダで保管するのはあまりおすすめできません。
物件に備え付けの駐輪場に保管する盗難のリスクもありますし、雨風に晒されて劣化を招いてしまいます。
バルコニー/ベランダだと盗難の心配はありませんが、紫外線でフレームが劣化したり、雨や湿気でサビてしまうので、控えた方がいいでしょう。
③室内保管では床や壁の傷に注意
ロードバイクなどを室内で保管する際は、壁や床を傷つけないように注意してください。
タイヤやチェーンが当たって黒く汚れてしまったり、設置したスタンドの足場部分で床を傷つけたりする可能性があります。
壁や床を汚したり、傷つけたりしてしまうと退去時に原状回復費用が請求されるので、ロードバイクを運ぶ際も壁や床に当たらないよう注意してください。
サイクリスト向けの賃貸をご紹介
最近では「サイクリスト向けの賃貸住宅」というコンセプトを掲げる物件も登場しています。
サイクリストのために考案され、さまざまな設備や室内空間に工夫が施されているので、ロードバイクとの生活をより豊かで快適にしてくれるはずです。
ここでは、サイクリスト向けの設備が完備された賃貸住宅を紹介します。
①ルブリカント アワカワベース(東京都江東区)
東京都江東区にある「ルブリカント アワカワベース」は、サイクリストのために作られたさまざまな設備が完備された賃貸住宅です。
共用部にメンテナンススペースを設け、専用工具は使い放題な上に、トレーニングルームではZwiftに対応したバイク3台が完備されています。
室内にはロードバイクスタンドが完備されており、ゆったりとくつろげるコミュニティスペースまで用意されています。
近くには東京都を代表するサイクリングコース・荒川があるので、自転車と共に快適な生活を送りながら、サイクリングを心ゆくまで楽しめるでしょう。
②GARAGE C(東京都立川市)
東京都立川市にある「GARAGE C」は、自転車が室内保管できるガレージが備え付けられた賃貸物件です。
1Fがガレージ、2Fが居住スペースという構成になっているので、十分なスペースに自転車を保管することができる上に、メンテナンスやトレーニングなども快適に行えます。
家具の配置を意識したり、ドアまでの導線を考慮したりする必要も全くありません。
自由に使えるプライベートガレージというサイクリストにとって魅力的なコンセプトとなっています。
まとめ
サイクリストのお部屋選びで重要なポイントについて解説しました。
いかに快適に自転車のある生活を過ごすかという視点で賃貸物件を選んでみましょう。
サイクリスト向けの賃貸物件も登場しているので、気になる方は公式サイトや不動産会社の情報などをチェックしてみてください。
こちらの記事もよく読まれています!