《解説》自転車通勤を快適にするポイント
目次
運動不足の解消や密の回避を目的に自転車での通勤を始めたという人も多いでしょう。
テレワークメインで出勤の機会が減った方にとっては、週数回のペースでの自転車通勤であれば無理なく続けられそうですね。
しかし、自転車通勤を始めてみると疲れやすくなったり、汗をかいたりで続けるのが大変なことが多いですよね。
そこで今回は自転車通勤を快適にするためのポイントを解説していきます。
ウェアにお金をかける
サイクリング用のウェアは本格的なものだと1万円以上するものが多いため、ついつい安く済ませようとしますが、快適さにこだわるのであればウェアは投資すべきアイテムです。
夏場は吸汗速乾性に優れたインナーウェアや通気性に優れるサイクルウェア、冬場も保温性と通気性を両立したサイクルジャージ、風避けになるウィンドブレーカーなどがおすすめです。
快適さと走りやすさを両立したウェアを選べば、自転車通勤をより快適に続けることができるでしょう。
また、自転車に乗ることを考えて設計されたスーツもあるので、着替えができない場合は機能性の高いセットアップを購入するのもおすすめです。
荷物をできるだけ減らす
自転車は人力で動くものなので、荷物が重いほど負担が大きくなります。
ノートPCや着替え、書類などの荷物をバックパックに入れて毎日持ち運ぶと、肩や腰の負担になってしまいます。
サイクリングにおいても「荷物は最小限にする」というのが鉄則ですが、自転車通勤においても荷物を減らす意識が重要です。
例えば、ノートPCであれば自宅用と職場用で2台用意すれば持ち運ぶ必要がなくなります。
職場にもよりますが、荷物を仕事場に置いておける環境であれば、荷物を極力軽くした状態で走ることができるでしょう。
汗対策は重点的に行う
夏場の自転車通勤は汗との戦いになります。
汗をかいたまま仕事を始めると、自分も周囲も不快な思いをしてしまうので注意をしてください。
汗拭き用のボディタオルや制汗剤はもちろん、着ている服が臭わないためにもファブリーズを常備しておくといいでしょう。
寄り道できる飲食店をピックアップする
自転車による有酸素運動はそれなりのカロリーを消費するため、朝食をしっかりと摂らないと昼まで持たないことがあるはずです。
家でしっかりと食べてくるのもいいですが、たまには通勤途中に飲食店に立ち寄って朝食を摂るというのもおすすめです。
電車通勤では出会うことのなかった飲食店が見つかるかもしれませんし、少し早起きして飲食店に行けば、ゆとりのある朝食タイムを楽しめます。
ルートを時々変えてみる
自転車通勤では毎日同じルートを走って会社まで走ることになります。
当たり前ではあるのですが、毎日同じ道を走っていると、どうしても飽きてしまうものです。
そういった時には思い切ってルートを変えてみるのがおすすめです。
極端な遠回りをする必要はありませんが、例えば、川沿いの方に寄ってみてサイクリングロードを走ってみたり、少し早起きして寄り道をしてみたりなど、気分転換に最適です。
また、最短ルートを走るだけでなく、ちょっと遠回りでも広くて快適に走れる道を選ぶというのもおすすめです。
メンテナンスはしっかりと行う
自転車通勤で注意しなければならないのがパンクなどの走行中に起きるトラブルです。
パンク程度であれば修理して再び走り出せるのですが、タイムロスになってしまうため時間のない通勤中は焦ってしまうかもしれません。
このようなトラブルを避けるためにも、日頃のメンテナンスはしっかりと行ってください。
タイヤの空気圧や消耗具合、チェーンの汚れ、注油、パーツの緩みや破損など、走行上の問題が生じないよう、日々の点検を習慣にしましょう。
服を汚さないための工夫
ロードバイクやクロスバイクはチェーンカバーや泥除けがついていないので、走っていると気づかないうちに服が汚れてしまいます。
見た目にも良くはないので、服をできるだけ汚さないようにするための工夫が必要です。
例えば、スボンの裾にバンドを巻くことでチェーンに触れて黒く汚れるのを防ぐことができます。
その他にも、泥除けを取り付ければ背中が汚れるのも防げます。
まとめ
自転車通勤を快適にするポイントについて解説しました。
ただ走るだけだと何かと不便なことが多くて続かない可能性があるので、今回ご紹介したポイントを参考にして、快適に自転車通勤が続けられるようにしてみてください。
お金がかかる部分もありますが、続けるほど健康やダイエットの効果が得られるので、快適さにこだわってみましょう！
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