ロードバイクにランニングを取り入れるとどんなメリットがある?
目次
最近ランニングを生活の一部に取り入れてみたのですが、それが休日のサイクリングに良い影響を与えているのではないかと感じるようになりました。
ロードバイクとランニングとでは、使用する筋肉が若干異なるとは思います。それでも、同じ有酸素運動ですし、エクササイズとしての効果は間違いなくあるはずと考えていたのですが、一定期間続ける中でその答えがある程度見えてきました。
今回はロードバイク乗りがランニングを行うメリットについて紹介していきます。
ランニングを始めると心肺機能は間違いなくアップする
ランニングを続けることで心肺機能のトレーニングに効果があります。
ロードバイクに乗っていると心肺を追い込むのはヒルクライムの時ぐらいで、平地や下りに関してはそこまでキツさを感じることはありません。
ランニングだと走っている間はずっと心肺機能に負荷をかけている状態になるため、続けているとスタミナは自然とアップするでしょう。
ロングライドを続けているだけでは、なかなか心肺機能を鍛えるというのができなかったのですが、ランニングを続ける中でスタミナの向上に繋がっています。
ロードバイクとランニングで使用する筋肉について
ロードバイクとランニングは。どちらも脚の筋肉をメインで使用する種目なのですが、使用する筋肉はやや異なります。
・ロードバイク:ハムストリング(腿の裏側)
・ランニング:大腿四頭筋(腿の表側)
運動中に使っている筋肉を意識してみるとわかりやすいですし、運動後に疲労している箇所も違っていることに気がつきます。
これだけだとランニングがロードバイクに良い影響を与えるのは難しいと感じてしまうかもしれません。
しかし、ロードバイクにおいても大腿四頭筋は使用します。特に、ヒルクライムやスプリントでペダルを強く踏み込む際には、大腿四頭筋をしっかりと使います。
なので、ランニングを続けることで「心肺機能アップ」+「筋力(筋持久力)アップ」で上り坂がより楽に走れるようになるでしょう。
また、ランニングにおいてもハムストリングを意識した走り方をすることで、ロードバイクへの効果を大きくすることが可能です。
体幹のトレーニングにもなる
ランニングとロードバイクの共通点として挙げられるのが「体幹トレーニング」です。
ロードバイクにおいて「体幹」は乗車姿勢を安定させ、スムーズなペダリングを行うのに重要な筋肉です。長時間走る中で上半身の負荷を軽減するためにも必要となります。
ランニングだと背筋を伸ばしてずっと走っている状態になりますし、地面から反発する力を上半身で支える筋肉も必要となります。ランニングフォームを安定させるのにも体幹が意識しなければなりません。
なので、ランニングを続けていると自然と体幹が鍛えられ、それがロードバイクに良い影響を与えていると考えられます。
ランニングは短い時間でトレーニングができる
ロードバイクに対するランニングのメリットとして感じているのは「トレーニング時間の短さ」です。
ロードバイクだと1時間程度走ったぐらいでは、運動した気になりません。3時間以上走ってやっと良い感じの疲労感が得られるといった具合です。
ランニングだと慣れの問題もありますが、1時間も走ればかなりヘトヘトになります。
平日だと1日に3〜4時間を割くのは難しいので、短い時間でしっかり疲労できるランニングは時間のない中で体を動かすのに向いているでしょう。
今までは平日は何もせず、土日のみロードバイクで走っていたため、パフォーマンスが下がることもしばしばありましたが、平日にも体を動かせているので、その結果が休日のサイクリングに反映されているのだと思います。
ランニングを始めるときは膝への負担に注意
ロードバイク乗りがランニングを始める際に、注意しければならないことの1つが「膝への負担」です。
ロードバイクは地面に足を着けず、ペダルを回転させる運動でもあるため膝への負担が軽いと言われています。
ランニングだと走るたびに地面に着地するため膝への負担が大きくなってしまいます。いきなり無理をして走ると膝を痛めてしまい逆効果になってしまうため、最初はゆっくりとしたペースで無理なく走ってください。
まとめ
実際にロードバイクとランニングを両方続けてみる中で、この2つの運動はとても親和性の高いスポーツだと感じました。
日常的な体作りはもちろん、ロードバイクのパフォーマンスを向上するためにランニングを取り入れるのもおすすめです。
ローラー台でのトレーニングに飽きてきた方であれば、気分転換に走ってみるのもいいでしょう。
また、さまざまなスポーツを取り入れてみることで、ロードバイクに繋がる新たな発見があるかもしれません。
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