《解説》サイクルウェアの選び方!失敗しないサイズ選びのポイントは?
目次
サイクルウェアを購入する際は「サイズ選び」に注意しなければなりません。
初めて購入される方は特に選び方を知っておくべきですし、サイズ選びに失敗した経験があるサイクリストも多いでしょう。
普段着や一般的なスポーツウェアとは選び方が異なるので、重要なポイントを確実に把握しておきましょう。
サイクルウェアの「サイズ」はどうやって選べばいい?
サイクルウェアは走行中の空気抵抗を抑えるために、身体にフィットしているという特徴があります。
つまりサイズ選びがかなりシビアになってくるので、いかに自分の身体に「ぴったり」なサイクルウェアを見極めるかが重要です。
しかし、この「ぴったり」というのが中々難しく、試着などを重ねても迷うことは多いです。
サイクルウェアのサイズ選びで重要なポイントを1つずつ把握していきましょう。
①試着する際は「乗車姿勢」で判断する
身体にぴったりのサイズを選ぶために「試着」をして判断することが多いですが、試着の際は直立ではなく、乗車姿勢をとってサイズ感を確かめてください。
ロードバイクに乗った状態だと前傾姿勢をとる形になるので、背中部分が引っ張られ、胸や腹は縮むような形になります。
そのため、直立状態でぴったりだったとしても、実際にロードバイクに乗ってみると、背中から肩にかけて窮屈になったり、へそ周りがダボついたりと正しいフィット感が得られません。
サイクルウェアを試着する際は、ロードバイクの乗車姿勢をとった状態でフィットするかどうかを判断してみましょう。
②ネットで購入する場合は?
サイクルウェアはお店に行って試着をしながら購入すべきなのですが、好きなブランドなどネットショップでしか買えないケースもしばしばあります。
実際に着用して判断することができない分、サイズ選びも慎重にならなければなりません。
特に、「S,M,L」といったサイズ選びには注意が必要です。
身体にフィットさせるためには、普段着で選んでいるサイズよりも1〜2つ小さいものを選ぶ必要があるでしょう。
また、海外ブランドだと同じMサイズでも日本よりも大きめに設計されています。
こういったことを踏まえながら普段よりも小さめのサイズを選ぶようにしてください。
③胸囲・ウエストを参考にして選ぶ
ネット通販でサイクルウェアを購入する際は、「S,M,L」といったサイズではなく、胸囲、ウエストといったサイズに合わせて選ぶようにしてください。
ほとんどの場合、商品説明の中に各サイズに適したスリーサイズが記載されています。
海外ブランドだとサイズ感が把握しづらいので、むしろ身体のサイズに合わせたものを選んだ方がいいでしょう。
「普段着だとMサイズなのに、サイクルウェアだとXSサイズになる」みたいなケースも珍しくありません。
いつもよりも小さいサイズの服を選ぶのは抵抗あるかもしれませんが、サイズ選びにシビアな分、身体のサイズに合わせて選ぶようにしましょう。
④返品・交換対応があると安心
慎重にサイズを選んでも、ネット通販だとサイズが合わないといったケースはよく生じます。
そういった事態に備えるためにも返品や交換の対応を受け付けてくれるブランドがおすすめです。
例えば、人気ブランドの「Rapha」では、「再度販売が可能なコンディション(1回試着をしだけなど)」に限り購入から90日以内までなら返品または交換ができます。
交換対応があるブランドなら「少し大きいな」と思ったときでも、ワンサイズ小さいものと取り替えてくれます。
ネットでサイクルウェアを購入する際は、返品・交換に関するルールを確認しておきましょう。
サイクルパンツはそれほどシビアではない
サイズ感がシビアなサイクルジャージと比較しても、サイクルパンツはそれほどシビアではありません。
ヒップサイズや太ももの長さを測って、それに合わせてサイズを選べば間違うことはないでしょう。
伸縮性の高い素材が使われているので、多少のズレもそこまで気になりませんし、サイクルジャージほど慎重になる必要はないでしょう。
「長さ」よりも「太さ」を重視して自分に適したサイズを選んでみましょう。
まとめ
サイクルウェアのサイズ選びについて解説しました。
身体にフィットした設計になっている分、サイズ選びは非常に難しく失敗も多いです。
私も「普段着でMサイズだから、サイクルウェアもMでいいか」と安易に買って後悔した経験があり、サイズが大きいために前傾姿勢をとったときにお腹部分がダボついて変な感じになったことがありました。
お店で試着しながら選ぶのがベストではありますが、特定のブランドなどネットでしか買えないケースも多いので、サイクルウェアの選び方をしっかりと確認しておきましょう。
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