自転車で走れる『日本の酷道』を紹介!
目次
国内には通行が困難なほど状態が酷い道路が存在しています。
そういった道路は「酷道」と呼ばれており、整備が行き届いていないため走行中に危険が伴う可能性もあるのですが、ツーリングスポットとして親しまれているケースもあります。
サイクリストの中にはあえて酷道を走ろうとする方もいるようです。
今回は自転車で走れる日本の酷道を紹介します。
酷道とは?
酷道とは、日本の道路に使われる俗称で一般道の中で乗用車による通行が困難なほど状態が酷い国道のことを指す言葉です。
元々交通量が少ない道路でもあるため国道に指定されていながらも、整備が行き届いていないことが原因となっています。
生活道路としてはあまり使われないのですが、中にはツーリングやサイクリングで酷道を走破する趣味を持つ人もいるようです。
自転車で走れる日本の酷道
それでは自転車で走れる日本の酷道を紹介します。
酷道が好きな方はぜひ走破してみてください。
①国道425号(三重県〜和歌山県)
出典:https://bunshun.jp/articles/photo/48736?pn=1
国道425号は三重県尾鷲市から和歌山県御坊市を横断するように通っている一般道のことで、一部を除いて道幅が狭く乗用車のすれ違いが全くできないほどの山道が続きます。
転落事故も多発している場所でもあり、日本でも有数の酷道として有名です。
②国道471号(石川県〜岐阜県)
出典:https://www.youtube.com/watch?v=6-bogXeDhXk
国道471号線は石川県羽咋市から岐阜県高山市に至る一般道で、1年の大半は雪で通行止めになり、それ以外の時期も落石や山崩れで通れない「開かずの酷道」とも呼ばれています。
道幅が当然のように狭いのはもちろん、大きな石や木がアスファルトを覆い尽くして走ることすら困難な場所もあります。
③国道308号線(大阪府〜奈良県)
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/暗峠
国道308号線は、大阪府大阪市から奈良県奈良市に至る一般道で、サイクリストの間では「暗峠」の名で有名な酷道です。
最大勾配が40%とも言われる激坂区間がある場所で自転車で登り切るには相当な脚力が必要となります。
④国道152号(長野県〜静岡県)
出典:https://bunshun.jp/articles/-/51757
国道152号線は、長野県上田市から静岡県浜松市を縦断するように通る一般道です。
世界に誇れる日本のトンネル技術が敗退した場所と言われており、山間部になると御舗装路は当たり前となり、一部区間では車が通れない遊歩道になっています。
⑤国道416号(福井県〜石川県)
出典:http://fielder.jp/archives/7713
国道416号線は、福井県福井市から石川県小松市に至る一般道で、平成最後に誕生した酷道としても知られています。
2018年に新規開通したにもかかわらず道幅が狭く、ウネウネとしたヘアピンカーブが連続するルートが続きます。
ただ、新しく作られただけに道路は綺麗で違和感があるものの比較的スムーズに走行できるそうです。
⑥国道157号線(石川県〜福尾健)
出典:https://bunshun.jp/articles/-/38230
国道157号線は、石川県金沢市から福尾健大野市に至る一般道で、「落ちたら死ぬ!」と書かれた注意書きがあることで有名な酷道です。
道幅が狭いだけでなくガードレールもないので、危険と隣り合わせの状態で走り続けなければなりません。
まとめ
自転車で走れる日本の酷道を紹介しました。
不思議な魅力があり、思わず走ってみたくなる酷道ですが、当然ながら道路状態は悪く走行には危険が伴うので細心の注意を払ってください。
スマホの電波も入らない可能性もありますし、1人で走ると助けを呼ぶことも難しくなるため、走る際は十分なリサーチと準備をしてからにしましょう。
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