安定感と積載性の高さが魅力の電動アシスト3輪自転車 「多目的e-Cargo」を紹介
目次
自転車に荷物を積んでアウトドアに出かけるのが好きな方も多いですが、やはりネックになるのが自転車の積載性ですよね。
キャンプなどの荷物を自転車に積むのには限界がありますし、荷物を積みすぎると走行性が犠牲になります。
そこで注目なのが株式会社椿本チエインが開発している電動アシスト3輪自転車 「多目的e-Cargo」です。
今回は安定感と積載性の高さが魅力の電動アシスト3輪自転車 「多目的e-Cargo」を紹介します。
多目的e-Cargoとは
引用:TUBAKI
「多目的e-Cargo」は、株式会社椿本チエインが開発した電動アシスト3輪自転車です。
椿本チエインは元々チェーンメーカーとして創業しており、搬送システムやモビリティ、モーションコントロールなどの事業を展開しているのですが、新規事業の一環として今回の多目的e-Cargoが開発されました。
さらに、「多目的e-Cargo」は、環境に優しい移動方法でもあり、電動アシストで肉体への負担も軽く、十分な荷物スペースによって積載性を高めています。
多目的e-Cargoの特徴
多目的e-Cargoの特徴としては主に以下の3点が挙げられます。
- ①電動アシストの3輪自転車で誰でも気軽に乗れる
- ②積載性抜群でアウトドアにもぴったり
- ③左右の車輪が独立しているので段差でも安定
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
①電動アシストの3輪自転車で誰でも気軽に乗れる
高齢者など運動能力に自信がない方だと、自転車に乗るのも怖いと感じてしまうのですが、多目的e-Cargoは3輪自転車なので安定感が抜群です。
電動アシスト付きで肉体への負担も少ないですし、安心しながら気軽なサイクリングが楽しめます。
荷物をたくさん積んでも車体がふらつくこともありません。
②積載性抜群でアウトドアにもぴったり
多目的e-Cargoの後部には十分な荷物スペースがあるため、さまざまな荷物が積めます。
アウトドアの道具も十分に積めますし、多くの荷物を積んでも安全に走れます。
積載性の高さにおいては、他の自転車にはない際立ったポイントでもあり、さまざまなシーンでの活用が想定されます。
例えば、「観光中に荷物を載せながら走る」「広い敷地での業務で道具を積みながら移動する」など、移動の安定性と積載性の高さによって、幅広い用途で利用できるでしょう。
③左右の車輪が独立しているので段差でも安定
3輪自転車は後輪が左右についているのですが、従来の製品では段差などで左右の高さが異なる場所を走った際にバランスが悪くなっていました。
多目的e-Cargoは左右の後輪が独立して動く仕組みになっているため、段差を走る際も乗車姿勢が安定し、フラついたり、転びそうになったりする心配もありません。
また、カーブの際は身体を傾けることで、後輪が身体に合わせて傾くことでバイクに近い快適な乗り心地を実現しています。
ただの電動アシスト3輪自転車なのではなく、高い技術力を活かすことで、安全性や快適性もあるハイスペックな自転車になっています。
東京都杉並区で実証実験をスタート
2023年4月に多目的e-Cargoのプロトタイプが発表されたことをきっかけに、東京都杉並区では多目的e-Cargoを使った実証実験が行われました。
主な内容としては、杉並区職員が日常業務の中で多目的e-Cargoを利用するというもので、有効性や運用上の課題を確認しています。
日常生活やアウトドアだけでなく、業務中の利用も想定した設計になっており、業務での利便性が実証されれば、公園や工場、大規模住宅地内などでも活用も進められるでしょう。
多目的e-Cargoはいつ発売される?
多目的e-Cargoは、商品開発や実証実験などを通じて、2024年度での市場投入を目指しています。
展示会などにも参加しているので、機会がある方は一度ご覧になってみるといいでしょう。
まとめ
株式会社椿本チエインが開発した電動アシスト3輪自転車 「多目的e-Cargo」を紹介しました。
免許を返納した高齢者や自転車に荷物を積んでアウトドアを楽しみたい方、その他にも観光や業務など幅広い活用が可能な高いポテンシャルを秘めている自転車です。
2024年度中に発売される計画が進んでいるので、最新情報に注目してみましょう。
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