スーツでロードバイクに乗る時のポイント
目次
運動不足解消や密を避けるためにロードバイクなどのスポーツ自転車で通勤を始めた方も多いのではないでしょうか。
会社などで着替える場所がなければ基本的にスーツを着て自転車に乗ることになりますが、汚れが付いたりスーツが傷んだりするので注意をしなければなりません。
そこで今回はスーツでロードバイクに乗る時のポイントについて解説します。
スーツでロードバイクに乗る時の注意ポイント
スーツでロードバイクに乗る時に注意すべきポイントしては以下の4つが挙げられます。
- ①汚れ
- ②汗
- ③シワ
- ④靴
では、まず最初にどのようなトラブルが起きてくるのか詳しくみていきましょう。
①汚れ
スポーツ自転車は特にチェーンやチェーンリングにカバーが着けられていないものが多いため、そのまま乗っているとパンツの裾が黒く汚れてしまいます。
黒スーツであればそこまで目立たないかも知れませんが、油汚れは一度付くと落ちにくいですし、チェーンリングの歯に引っかかって破れてしまう可能性もあります。
その他にも、サドルに接する部分が擦れて破れるといった問題も起きてくるでしょう。
②汗
夏場などの気温の高い季節になると通勤をするだけで汗まみれになってしまいます。
汗がスーツに染み込むと傷む原因にもなりますし、嫌な臭いが残ってしまうこともあるでしょう。
スーツを着ているだけで不愉快ですし、周囲の迷惑にもなってしまうので注意しなければなりません。
③シワ
足を常に動かして前傾姿勢を取りながら走るため、スーツにシワができてしまいます。
見た目が悪くなってしまいますし、取引先などで相手に与える印象も悪化する可能性も考えられるでしょう。
④靴
通勤で使う以上、靴は革靴を使うしか選択肢はないのですが、普通の革靴を使うとペダルから足が滑ってしまうため安全性に問題が出てきます。
また、自転車に乗ることでソールがすり減ってしまう問題や革が劣化してしまう問題についても考えなければなりません。
スーツを汚さずにロードバイクに乗るには?
では、スーツでロードバイクに乗る上での「汚れ」に関する解決策を紹介していきます。
スーツを汚さずにスポーティな通勤をしてみてください。
①パンツの裾にはバンドを巻く
パンツの裾にはバタつき防止のバンドを巻いてチェーンなどに当たらないようにしましょう。
マジックテープなどで止める簡単に使えるものも多くあるので気軽に購入することができます。
ロールアップをするという手段もありますが、シワになってしまうのであまりおすすめではありません。
裾止めバンドを使えばロードバイクでも裾を汚すことはないのでおすすめです。
②滑り止め用のサドルカバーを使う
股関節周りの擦れの対策には、滑りにくいサドルカバーを使うという方法もあります。
できるだけでサドルとパンツの摩擦を小さくすれば、擦り切れを防ぐこともできるでしょう。
もちろんサイクルパンツを履くのがベストなのですが、それができない方にはおすすめの方法です。
夏場は特に汗対策をしっかり行う
夏場の自転車通勤でかく汗は自分にとっても、周囲にとっても不快な存在なので注意が必要です。
万全の汗対策をして快適に仕事が始められるようにしてください。
①吸汗速乾性の高いインナーを使う
スーツでロードバイクに乗る際は、肌着に吸汗速乾性の高いインナーを着用してください。
汗をかく肌に直接スーツやシャツが触れないようにするのが重要です。
高機能なインナーを使えばかいた汗をしっかりと吸収して、すぐに乾かしてくれるので快適な状態を維持してくれます。
②デオドラントで嫌な臭いを防ぐ
汗による嫌な臭いを防ぐためにもデオドラントを常に携帯しておくのが重要です。
抗菌・殺菌機能や制汗機能があるものを使って、汗による嫌な臭いを防止してください。
伸縮性の高いスーツで型崩れを防ごう
ロードバイクで走ることでできるスーツのシワを防ぐためには、ストレッチ性の高いスーツを着ることが重要です。
最近では、動くことを前提にしたスーツも数多くラインナップされており、伸縮性が高く、自宅でも洗える便利な商品もあります。
靴選びも慎重に行う
ロードバイクに乗るのであればソールが滑りにくいスニーカーを使うのがベストなのですが、仕事の都合で革靴しか選べない場合には、ソールだけでもラバーソールのものを選ぶのがおすすめです。
足が滑りにくい革靴を選ぶのが重要です。
また、最近ではビジネスユースも可能な黒を基調としたスニーカーも数多くあるので、そういった靴を使ってみるというのもおすすめです。
まとめ
健康のために自転車通勤を始めた人やこれから始めてみようと思っている方も多いかも知れませんが、いつものスーツのままロードバイクなどに乗ってしまうとさまざまな問題が生じてきます。
本来スーツは自転車に乗るような設計をされていないため、自転車通勤をする際には、それに合わせた対策を行いましょう。
1つ1つの対策をしっかりと行って、トラブルなく健康的な自転車通勤を続けてみてください。
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